店主の自己紹介(ピン留め記事)

更新日:4月25日

とんかつカンティーヌゆめみるこぶたの店主です。個人事業として経営しています。とんかつカンティーヌゆめみるこぶたのホームページ、「カンティーヌランド」の公開に合わせて、ブログを開設することにしました。


2019年4月の開業時以来、理由があって意図的に、自分に関する情報を明らかにしないまま、現在まで営業してきました。名前を隠したがっているわけではないので、聞かれればお答えしているのですが、ホームページという公の場では、今のところ公開しておりません。


とはいえ、名も素性もわからぬ、という人物が書いているブログというのも、信憑性に欠けるというかむしろ不信を助長することにもなりかねないので、いろいろ考えてはいるのですが、今のところはまだ積極的に名を明らかにする必要性もないので、今しばらくはこのままの状態で続けてまいります。当店は地域密着型の店舗でもあり、お越しくださる方はご近隣の方々ばかりなので、店主がどういう人物かということはすでに相当以上に知られていることでもあるので、さして問題もなかろうという判断です。


それでもなお、明確にブログという形でものを書いてみようと思い至ったからには、と思い、この自己紹介という記事だけは、完全には明らかにはしないまでも、最初に用意しておこうと考えた結果の、この最初の投稿です。


状況や心情の変化によって、この自己紹介の投稿は、内容を再編集する可能性があります。


今のところ理由があって明らかにしないでおこうと思っているのは、実際は名前ではなく、これまでの経歴のほうです。特に、料理人としての職務経歴です。つまり今までどんな店でどんな修業を重ねてきたのか、ということです。


別に、人に言えないような闇の世界にいたということは全くないのですが、これも一つの自分の事業戦略上の手段で、それを明らかにしてしまうことから生じうる弊害のリスクを、今のところは排除しておこうという考えです。


ただ、ホームページ内の各所でも言及しているとおり、私の料理の専門は最初から今に至るまでフランス料理で(とんかつ職人ではありません)、特に修業時代は基本的に、ガストロノミーと呼ばれる業界にいました。


私の料理人としてのキャリアのスタートは遅く、料理人となることを決意したのは25歳のとき。それ以前は、普通に会社員をしていました。


大学卒業後、ドイツのIT系企業の日本法人に新卒入社し、3年間、営業部門でビジネスデベロップメントに携わっていました。完全なる、ビジネスビジネスのフィールドでした。最終的には、新規市場開拓のマーケティングを主なミッションとしていました。


大学時代は文学部にて教育学を専攻し、特にゼミは教育哲学。より細かくは、西洋哲学史・思想史。卒論のテーマはアダム・スミスの『道徳感情論』。「富」と「道徳」の問題は、そのとき以来今に至るまで、おそらくはこの先も一生、私の中での一貫したテーマです。


その分野に興味を持つような人間の例にもれず、芸術や宗教に関わる話が大好きです。


そして結局そういった分野の問題は、近代以前の人類の歴史上、あらゆる争いの種となってきたものであり、その連続の結果として現在があり、つまるところ、現在の地球上で起こっているあらゆる問題は、そういった歴史的経緯から考えなければならないと考えています——もっとも、近代以降は、「富」の問題が争いの主たる要因となってきたたため、ここにおいては、ビジネスや、マクロ的な経済の視点も、とても重要になってきます。


しかしどんな問題も、つきつめていけば——「人間とは何か?何がために生きるのか?何を『幸福』として、追及するのか?」という問いに、究極的には終着します。


この問いに、「食」は——とても深く、関わっているのではないか。それが、私の仮説です。



ついでに言いますと、大学時代は、サークル活動で、ディベートをやっていました。論拠を集め、仮説を組み立て、論理で相手を上回り勝敗を決するという、競技ディベートです。


だから、相手を論破したがるとかよく見られがちなのですが、決してそういうわけではなく、とにかく議論をすることが好きなのです。ボールはお互いに投げれば投げるほど、打ち返せば打ち返すほど、議論は深まっていきます。でも日本的文化の中ではそういう行為やコミュニケーションの考え方は全く一般的でないため、ボールを投げ続けたり、打ち返し続けたりすると、論破したがる人だと見えるかもしれませんが、そういうつもりではないのです。


そんなところまでなんとなく前提に入れた上で、このブログも読んでいただけたら幸いです。目指すところは、何がなんでも私の主張を広めることではなく、私の主張をきっかけとして、対話や議論が生まれることです。


併せてコンセプトページやSDGs広場のページもお読みいただければ、うれしい限りです。



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