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マイケル・サンデル『ハーバード白熱教室』新シーズンがスタート!

ご存じの方にとっては「へえ!」となるかもしれませんが、ご存じでなければ意味不明のタイトルとなりました。


唐突ですが、今回は、当店の運営とは直接的には関係がない内容です。


店が今後どうなるか?に関するお話は続きがあるのですが、それを一旦飛ばして、今回は趣味の投稿です。


ブログというのはまあブログなので、本来的には、書いてる本人が徒然なるままに、心にうつりゆくよしなしごとを書きつけるという形でよいのかなと、あまり肩ひじ張らず、少しライトで柔軟に運用していくことにしました。店の運営に、関係あるようなないようなという内容でもよいかなと。とりあえず試験的にです。


店のブログというのは、単純に店主がどういう人間なのかを知ってもらうことを目的とする、という側面も、一般的にはあるのではないか?と考えました。ただし、それがあまりに自己満足的な「放言欲求」のはけ口みたいなものにならないようにだけは、注意しなければなりません。



それにしても、果たしてライトな内容なのか?



疑問は残りますが、ライトな気分で書きます。



さて本投稿のタイトルは、新しいテレビ番組のことです。


NHKのEテレで、『ハーバード白熱教室』という番組が12回シリーズで始まりました(土曜21:30~22:00)。


これは2000年代半ばくらいに当時のNHK教育テレビで放映され、(一部で)大反響を得たとされる番組です。その後もたまに関連番組が放映されていたことがあります。


マイケル・サンデルというのはハーバード大学の政治哲学の教授で、「ハーバード史上最大の学生聴講数」を博した伝説の講義”Justice(正義)"を開講した人です。


そのあまりの人気ぶりに、その後この講義は、これまたハーバード史上初めて、一般開講、さらにはテレビ公開までされることとなりました。


このテレビ映像が、2000年代半ばに初めて日本で放映された教育テレビの『ハーバード白熱教室』でした。


初めて見たときに私は衝撃を受け、もうその一瞬で虜になってしまいました。何回かに分かれていた講義でしたが、もう次の放映が楽しみでならない、というほどの面白さでした。少年時代に週刊少年ジャンプの次週号を待ちわびていたくらいのワクワク感でした。


とはいえここでは、サンデル教授の理論や講義内容を語ろうとはしておりません。


ただシンプルに、「面白い番組が始まったので、ご興味がありそうだったらぜひご覧ください!」というだけです。


なぜこんなことをおすすめするかというと、私が今までHP上、Facebook上で書いてきたいろいろな長い文章…これらはもちろん基本的にはすべて私個人の考えでしたが、それも根底的には、サンデル教授の「正義」に関わる公共の哲学の影響もけっこう含まれていたためです。


私が「公共の場」としての飲食店(レストラン)をどのように考えているのか。


いやその前に、なぜ飲食店(レストラン)について、「公共の場」という捉え方をしているのか。


なぜ「したくないから」という理由でコロナ禍でもマスクをせず、求められていることと反対の行動を取り、社会よりも何よりも「自分の自由」を優先して生きる人に対して、あれほど批判的だったのか。


なぜわざわざ、面倒な制約条件や制度、ルールを設け、融通が利かないと思われるようなことをしてでも、「すべてのお客様にとって公平となるように」という店の仕組みを優先させるのか。


そもそも、なぜ当店のようなコンセプトを考え、それを実現するために、飲食店をやろうと考えたのか。


これは、「社会は、人類は、本来、そしてこれから先、どうあるべきなのか」という、「公共性のあり方」についての、私の考え方が反映されているからです。


これは学生時代からの私の専攻であり、問題関心の核ではありましたが、サンデル教授の「公共哲学」――すなわち、「効率性」だけではない、「道徳性」という領域の議論が入り込む余地を、必ず残しておかねばならない、という「公益」の考え方から、大きな影響を得たからです。



飲食店は、公共の場であり、公共の哲学と、深く関わる要素を持っている。



今回のシリーズ(正式名称は「マイケル・サンデルの白熱教室 2022」)第一回は、「国家はロックダウンを強制できるのか?」でした。


市民の行動制限、そのための監視テクノロジー活用、ワクチン接種の義務化、エッセンシャルワーカーの置かれた立場…よく聞く議論のようにも見えますが、どこかに必ず「そうか、なるほど、その視点はなかった」と思わせられるような、鋭い分析が入ります。


今回はサンデル教授を前に、ハーバード大学、東京大学、慶應義塾大学、清華大学(中国)、復旦大学(中国)の学生らが、問題の核心がどこにあるのか、考えをぶつけ合わせ、論点を掘り進めていきます。アメリカの学生、中国の学生の、それぞれの視点や考え方のベースに、ちょっと意外とも思えるような点を見いだせることも、面白かったです。


NHKプラスというオンラインのNHK再配信サービスで、放送から1週間の間、見ることができます!


これからあと11回が楽しみです。


 
 
 

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